クラウド上の仮想ルータを活用して、 見通し良く確実に統合認証システムを運用開始
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株式会社テクロスは、新しいソーシャルゲームの開発にあたり、コストパフォーマンスに優れ、信頼性とサポート力の高さを評価し、さくらインターネットの「さくらのクラウド」を採用
株式会社テクロス (以下、テクロス)は、京都に開発拠点を構え、京都、滋賀、東京で多くのメンバーと共に、スマートフォン・PCのソーシャルゲーム開発および運営を行っています。「最高のコンテンツを作ること」を会社経営の中核にするテクロスがソーシャルゲーム運用基盤に求めたのは、高いシステムパフォーマンス、サービスの高信頼性、およびコストパフォーマンスの高さです。「さくらのクラウド」は、外資/国産のクラウドサービスの候補の中から新しいソーシャルゲーム用の運用基盤として選定されました。

テクロスでは、2015年春、新しいソーシャルゲームの開発が決定した際、ビジネス協業を進める企業からソーシャルゲーム運用基盤として、いくつかの国産/外資のサービスを提案されました。
インフラエンジニアチームのメンバーである小笠原 卓也氏は、基盤の選定にあたって、「ソーシャルゲームを安定的に稼働させるための十分な性能と、ミッションクリティカルなサービス基盤を支える信頼性を評価基準においた」といいます。
テクロスは以前からさくらインターネットのサービスを利用していましたが、その高い信頼性を評価していました。そのため、小笠原氏は、「ゲームに求められる機能と安定性・費用対効果を考慮し、さくらのクラウドが最適な環境であるという結論に至りました」と採用決定の理由を説明しました。

テクロスによれば、システム開発にあたり、課題があったといいます。マルチテナント環境で同じサーバを利用する他社が高負荷なワークロードを利用することにより性能の低下が引き起こされるというものです。
「性能低下を避けるため、私たちは、用途により、メモリやディスクなどを組み合わせて環境を構築したいという希望がありました。解決のために占有ホスト環境の提供を要望したところ、早期にサービス提供をしていただけました」(高橋氏)
この要望に対して素早い対応ができる体制が可能となったのは、さくらインターネットの担当者とのネットを利用したコミュニケーションを開始したことと、定期的なミーティングの開催であったといいます。
「それまでに比べて、さくらインターネットとは頻繁に連絡を取り合うようになりましたし、打ち合わせも定期的に持つことで直接要望を伝えることができるようになったことが大きいですね」と高橋氏はいいます。
このような重要課題に素早く対応した事例は、後に次のようなストレージ性能の問題が発生した案件においても、継続されています。
「他の多くのネットサービスでは、データの参照は多くても更新は多くありません。しかし、ソーシャルゲームの場合、ゲームをプレイするためには頻繁にデータの保存などの更新処理が発生します。参照処理のように分散システム構成で負荷分散できないために、多数のサーバーからネットワークを経由してデータベースサーバへの書き込みが1台のサーバに集中し、大きなストレージ処理が発生します。このときストレージ性能に大きな影響を与える1つがネットワークの速度です。さくらインターネットの担当者から、データセンターに10Gbpsネットワークを導入する予定があると聞いていたため、このシステム用に早期のサービスインを依頼しました。担当者からは、まだ検証中であると連絡をもらいましたが、特別に早期にサービスインを強く要望したところ予定よりも早い導入が実現しました。これによってストレージ性能問題を解決することができました」(高橋氏)

2015年11月に、新しいソーシャルゲームがサービスインしました。導入後の成果について、高橋氏と小笠原氏は次のように述べます。
「システム稼働後は、3万 DAU(Day Active Users、1日にサービスを利用したユーザ数)を処理できるようになりました」(高橋氏)
「安定していて、かつ、求めていた以上の性能が出ており大変満足しています」(小笠原氏)
テクロスでは、今後も、機能、安定性および柔軟性により優れた環境を手に入れ、快適なプレイ環境をユーザーに提供できるように改善に努めていきたいそうです。また、現在、事業拡大により、「一緒におもしろいゲーム作りをしたい仲間を募集しているという私たちの希望に応じて、自由で働きがいがある」(高橋氏) テクロスに入社する社員が急激に増加しているため、新しい社内IT環境の構築も進めることになるそうです。
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